採用担当者なら知っておきたい!不採用でも企業評価を下げない面接テクニック!
2018年03月09日目次
採用担当者を悩ませるのは、いかに戦力になる人材を見分けるかだけではありません。
就活生への対応によっては、採用されなかったことでSNSやみん就、2ちゃんねるなどに、
企業に対する不満や悪口などの書き込みをされる可能性があるからです。
その結果、企業に対する評価が下がり、応募者を減らしてしまうことにもつながりかねません。
しかし、そのポイントを逆手にとって、就活生に「面接を受けて良かった」と思われるような対応ができれば、
もし不採用となってしまっても、自社への心証を維持、もしくはより良くすることもできます。
つまり他の応募者を増やすことにもつながるだけではなく、未来の顧客を増やすことにもつながるのです。
そこで今日は、採用担当者ならば知っておきたい、面接のポイントをご紹介します!
どんな人材を必要としているのかを明確に伝える
単にスキルの高い人材を必要としているのではなく、
マッチングを前提とした選別をしていることをアピールすることが大切です。
つまり、会社が必要とする人材像が明確であり、それに近い応募者を探していることをアピールするということです。
すると応募者も、スキルや経験を否定されるわけではないので、採用されなかったとしても後味は悪くありません。
公平な質問をすることを心がける
面接では応募者を公平に比較し、評価することが必要です。
エントリーシートや履歴書を見ると、どうしても最初から期待できる人材であるなどの先入観を抱くことになります。
しかし、面接における質問は、基本的に誰に対しても同じものをするように心がけることが必要です。
特に複数の面接官が担当する場合は質問シートを作成するなどして、意識合わせをすることが大切です。
その理由は、就活掲示板やみん就、2ちゃんねるといった、全国の就活生が利用している掲示板で、
オンタイムで情報共有がされているからです。
誰に対しても同じ質問をしているだろうと感じれば、不公平感を抱かないため、
採用されなかったとしても不満は生じません。
また併せて合否の進捗もオンタイムで共有をしあっているので、
間違っても「サイレント」対応はしないようにしましょう。
面接フィードバックをする企業が増えている理由
多くの企業で、面接を終えた後に応募者に対して、
その面接で受けた印象などを伝えるフィードバックが行われているのはご存知でしょうか。
これまでは応募者にとって、なぜ自分が不採用となったのか明確な理由は分からないものでした。
しかしフィードバックを受けることで、応募者は自分に何が足りないのかを確認することができるようになります。
つまり面接を多く受けるごとに、「どうすれば自分をうまくアピールすることができるのか」を、考えることができるようになるのです。
そのような気づきを与えてくれる会社であれば、たとえ採用されなかったとしても好印象を受けることになります。
おわりに
いかがでしょうか。
面接で大事なことは、漠然と優秀な人材を確保しようとするのではなく、
明確に必要なスキルや経験を想定した上で、それに近い人材を探すということです。
その条件を明確に示す形で質問をすることにより、公平感が生まれ採用されなかった応募者にとっても、
後味が悪いものにはなりません。
さらに、わざわざ時間とお金をかけて面接に来てくれている就活生に、
ちょっとしたお礼を兼ねて一言面接後にフィードバックを行えれば、
不採用であっても「貴社のファン」で居続けてくれます。
ぜひ今日紹介した面接テクニックを使って、就活性にとっても貴社にとっても「気持ちのいい採用活動」にしてください!