就活生の本音はこれだ!【給与・休日・残業編】
2018年08月17日【採用サイト人気コンテンツベスト5】にて
「給与・休日・残業」に関するコンテンツが第2位にランクインしていました。
就活生は金銭面やワーク・ライフ・バランスを取れる環境があるのかを
リアルな情報として知りたいと考えています。
今回は、それぞれ「給与」「休日」「残業」の項目について、
就活生がどのような考えを持っているのかをご紹介したいと思います。
「やりがい」よりも給与面を重視?就活生の考える給与とは
就活生は、社会人になったら「やりがいのある仕事」に就きたいと夢を抱いて職を探します。
けれど、実際に入社してみると「やりがいのある仕事」よりも給与面の待遇がよくなければ、私生活での制限に苦しむ新入社員の姿が伺えます。
お金に困らずに生活を送れることが一番!と思うのは誰しもあることでしょう。
初任給が低いと生活が苦しいということを就活生が事前に知っていれば、
やはり給与が高い企業にいこうと思うのは当然でしょう。
就活生は志望動機の優先順位に「給与」が高くなかったとしても、
給与形態は必ず確認する項目の一つだと思います。
そのため、企業側は給与に関する情報を隠さずに公開し、
またそれ以外の金銭に関わる制度や福利厚生の記載を徹底するべきでしょう。
仕事以外の時間を大切に!就活生の考える休日とは
「働き方改革」という言葉が、世の中でとりだたされているように
ワーク・ライフ・バランスを第一に考える就職活動が増加しています。
就活生は仕事の時間だけでなく、プライベートの時間を大切にしていきたいと考えています。
団塊の世代のような「仕事第一主義」ではなく、プライベートも含め充実させようと仕事以外でも刺激や成長を求めているのが今の世代の就活生なのです。
休日はしっかり休めるのか?
急な出勤命令などは発生しないのか?
休日も仕事の対応をしなければならないのか?
仕事を家に持って帰ることがあるのか?
など、休みを取ることができる環境が整っているかを総合的に見ています。
企業によっては「働き方改革」という名目で
・副業の許可
・自宅勤務の許可
・19時までの完全退社制度
などさまざまな取り組みを行っています。
その企業の休日に関する情報だけでなく、
仕事以外の時間をつくるための制度があるのかどうかも、
就活生にとって重要な項目となっています。
ワーク・ライフ・バランスを考えた対策を
開示していくことが企業側として重要です。
残業時間が判断基準の一つ!就活生が考える残業とは
入社前に現場をあまり知ることができない就活生にとって
気になっていることが「残業時間」です。
「残業をしたくない」「残業が多い企業には入らない」と考えている就活生も多くいます。
その背景として、ワーク・ライフ・バランスを重視している点があります。
就活生に残業はどの程度ならしてもいいか?を聞いてみたところ
「毎日1時間程度なら許容できる」や「残業が多い日があったとしても一日2時間まで」
など残業に対してシビアな意見が目立っています。
法的に許容されている「月40時間までの時間外労働」でも
残業が多いと感じ、抵抗感を持つ就活生が多くいるのです。
そのため事前に残業の有無や、平均残業時間を開示することが
就活生にとっては企業を決める判断材料の一つとなります。
多くの社員で残業が慢性化してしまっている等の実態がある場合は、
残業を減らすための運動や、その対策を明示する必要があるでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
就活生の気になる項目である「給与、休日、残業」は、選考への参加や入社を決める判断基準の一つとなります。
仕事以外の時間を大切にしたいという価値観を持つ就活生が多い現代では、赤裸々に明かしづらい給与や残業などの情報を開示していくことが重要になります。
選考、入社前にリアルな情報を知ってもらうことで、入社後の「想像と違っていた」「聞いていた話と違う」という悪いギャップを取り除くことができます。
就活生の知りたい情報を可能な限り開示していくことが、就活生にとっても企業側にとっても有意義な採用活動に繋がっていくのかもしれません。