募集人数が集まらない!?採用活動を計画的に行うためのヒント

2018年10月05日
人事のネタ帳採用のお悩み解決コラム

予定よりも多くの内定辞退が出たり、想像以上に人が集まらず追加募集をかけたり、今年度の新卒採用活動をなかなか終わらせることができずに苦しんでいる採用担当の方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで、この時期の採用活動の方向性を決めるためのヒントをまとめてみました。

今年度の新卒採用はいつに終了するのか目途をつける

採用活動は、企業経営にとって重要な役割を果たす活動です。
目的を達成するために必要な人材を計画的に獲得することは、採用担当だけでなく、会社全体で取り組まなければいけない課題です。

しかし、予想以上に募集が集まらなかったり、内定辞退が出てしまうこともあります。
そんなときに追加募集をするのか迷ってしまったり、追加募集を行っても上手くいかない場合もあります。

ただ、足りないから、いつまでも今年度の新卒採用を引きずっていてはいけません!
なぜなら、そうこうしているうちに、他社は来年度の採用準備を始めているからです。

もしも、未だにすっきりした結果が出せていなかったとしても、いつごろ終了させるのか、どのような状態になれば終了できるのか、基準を決めておきましょう。

次年度の活動はいつから始めるのかを決める

2020年卒業の学生は2019年3月の採用情報オープンに向けて、今年の6月から自己分析をしたり、インターンシップを受けたりと準備を進めています。
それなのに、受け入れる側の企業の準備ができていないというのは、まずいですよね?
実りある採用活動を行うために、遅くとも年明けには企業ホームページ内の採用情報部分の更新を完了させておいたり、SNSを準備したりして、学生に何らかのアプローチをする準備をしておきたいところです。

新卒採用がまだ終わっておらず、そんな気分になれないということもあるかもしれませんが、そろそろ来年度の採用活動について考え始めなければならない時期だという認識を持ちましょう。

中途採用の必要性を検討する

想定していたよりも採用枠が埋まらず、お困りの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
この秋の時期の追加募集で結果を得られない場合には、中途採用・第二新卒を対象に採用を行ってもいいかもしれませんね。

最近、入社3年以内で転職活動を行っている第二新卒の応募者が増えています。
また同時に、就職活動において納得のいく結果が得られずに、既卒として就職活動を行っている若者の数も増えています。
この状況は自社の求める人物像に近い人材に出会えるチャンスかもしれません。
新卒採用で思うような結果が得られなかった場合には、採用の対象範囲を広げることを検討してみるのもいいかもしれませんね。

第二新卒をターゲットにした採用媒体も存在していますので、新卒募集で人材が不足した場合には、このようなサイトで集客を考えてみても良いのではないでしょうか。

Re就活(学情)https://re-katsu.jp/career/

まとめ

採用活動で重要なのは、年間を通してしっかりとスケジュールを組み、どのタイミングで判断を下すのかといった基準を設けておくことです。
毎年行われる活動だからこそ、採用した人材の成長具合(結果)も含めて人事担当者が把握して、翌年の採用活動に活かしていかなければいけません。

これから更に厳しくなる採用活動を滞りなく進めるために、まずは入念な採用計画の準備を進めてみてはいかがでしょうか。

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