即戦力となる優秀な中途人材を採用するためには?

2020年03月06日
採用のお悩み解決コラム

社員を採用するにあたっては「新卒」と「中途」の2種類があり、中途人材は人によっては即戦力として会社に大きな貢献ができることもあります。
この記事では、即戦力となるような優秀な中途人材を採用する方法について解説します。

 

即戦力の人材を確保するための採用側の準備

即戦力となる優秀な中途人材を採用するためには、「採用する側(会社側)の準備」が欠かせません。

1つ目に「求める人材像を明確にする」ことです。
一口に優秀な人材といっても得手不得手は異なり、採用する側としてもどういった人材が欲しいのかを明確にしていないと「採用のミスマッチ」を引き起こしてしまいます。
わかりやすい方法だと「自社で活躍している人材」をイメージの中核にすることです。
その上で、求める人材の資格・スキルや性格、前職の経歴や経験年数などを具体的にしておきましょう。

2つ目に「待遇や社内システムを改善する」ことです。
優秀な人材が転職先を探すにあたっては、どういった待遇で迎え入れられるか、どういった環境で仕事ができるのかを細かく見ています。
多くの優秀な人材にとって「この会社で働きたい」と思えるような魅力的な会社になるように、賃金体系や評価システムなどを見直し、必要な部分は改善しましょう。
この試みは、既存の社員を自社に留めて人材流出を防ぐためにも役立ちます。

3つ目に「結果につながる手法で就職希望者にアピールすること」です。
求人情報誌への掲載や職業安定所の利用など、従来の手法を用いるだけでは積極的な人材発掘は難しいです。
最低限、自社専用の「採用サイト」を用意することは必須だといえます。
昨今では「求人サイト」や「SNS」を利用した募集活動が活発に行われており、少しでも結果につながる方法を選択して利用しなければ広告費ばかりかかってしまいます。

 

即戦力の人材に求めるべき能力

即戦力の中途人材を採用したいのであれば、いくつか押さえておきたいポイントがあります。
1つ目に「適応力がある」ことです。
中途人材のほとんどは前職の経験があり、場合によっては180度全く異なる社風の会社で、全く異なる仕事をこなすことになる可能性もあります。
採用後、社風や職場環境になじめなければ、長続きすることは難しいです。
転職後の社風を理解し、仕事にも早く慣れて才能を発揮してくれる適応力を見極めましょう。
2つ目に「前職でのやり方にこだわらない」ことです。
中途人材の中には採用後にことさら前職での経験をひけらかし、そのやり方を転職後にも貫こうとする人がいます。
「前の職場ではこうだったから」といっても、転職後に同じやり方が成功するとは限りませんし、場合によっては他の社員とのあつれきをもたらす可能性もあります。
前職でのやり方の中で良い部分があれば評価して自社にフィードバックしつつも、基本として自社のルールで仕事をしてくれる人材であることを見極めてください。
3つ目に「吸収力がある」ことです。
仮に前職も同じ職種だったとしても「所変われば品変わる」といいますので、全く同じ環境で同じやり方が通用するとは限りません。
前職が全くの畑違いであれば、尚のこと新しい仕事に早く慣れてもらう必要があります。
新しい環境で得られる経験値を人一倍吸収し、持っている才能をより役立てるようにスキルの引き出しの数と中身を充実させられる能力を見極めましょう。

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