社員・人材採用にかかる「採用コスト」を知ろう!

2020年04月21日
人事のネタ帳採用のお悩み解決コラム

どのような方法を用いるにしても、採用活動には「コスト」がかかります。
採用コストについて十分に考慮しないと、効率の悪い採用戦略になってしまうのです。
そこで、人材を採用する際の採用コストについて解説します。

採用コストとは?

「採用コスト」とは、企業などの組織が採用活動を行う際にかかる経費のことです。
一般的に採用コストは「外部コスト」と「内部コスト」に分かれています。
「外部コスト」とは、採用活動において外部に支払う経費のことであり、求人広告費や人材紹介会社への支払いなどです。
「内部コスト」とは、採用活動において組織内に対して発生する経費のことであり、面接などにかかる人件費などがこれに該当します。
1人あたりの採用コスト単価は「採用コスト総額÷採用人数」によって求められるほか、「求人広告費総額÷採用人数」によって採用1人あたりの求人広告費がわかるのです。

採用コストは無駄にできない


採用コストは、採用する人数や企業の規模などによって異なりますが平均すると採用コスト総額が500万円以上、採用コスト単価は50万円以上という金額になります。
言い換えれば、何十万円という費用をかけて1人の人材を企業に迎え入れることになるわけですから、採用コストを無駄にすることはできません。
最も採用コストが無駄になってしまう原因は「内定辞退」や「入社後間もなく退職」されることです。
そのため、内定者フォローによって内定辞退を少しでも回避し、採用のミスマッチを防いで早期退職のリスクを減らしましょう。

採用コストを削減する方法

採用コストも企業にとっては無視できない経費の一環ですから、少しでも経費削減につなげるために採用コストも削減したいところでしょう。

そのために有効な手段は以下の内容です。

・求人広告を見直す
・SNSを採用活動に活用する
・ダイレクトリクルーティングを利用する
・自社用の採用サイトを活用する
・インターンシップを導入する
・採用活動の業務効率を見直す
・助成金を活用する
・リファラ採用(自社社員による人材紹介)を増やす

ただし、採用コストを節約したことが採用活動の質を下げてしまうと採用のミスマッチなどの原因になり、採用活動の効率を下げてしまう可能性があります。
例えば求人広告の出稿を取りやめることで広告費がかからなくなりますが、募集人数が減少するリスクがあるため優秀な人材を確保するチャンスを逃すことになるのです。
採用コストの削減は、採用活動の質や効率とのバランスを考慮して実施してください。

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