新規事業を立ち上げるのに必要な人材を採用する方法

2020年05月18日
採用のお悩み解決コラム

企業の成長には、場合によっては「新規事業」を立ち上げることも必要です。
そのためには人材を投入する必要があるのですが、必要な人材をすべて社内で賄うことは難しく、新しく社員を採用して人材を確保する必要もあります。
そこで、新規事業の立ち上げに必要な人材を採用する方法について解説します。

社内だけで新規事業のメンバーを賄うことが難しい理由

例えば新規事業のスタートに10人の人材が必要だとして、社内の別の部署から10人の社員を集めれば良いと考える人もいますが、それは非常にリスクのある行動です。
理由は、1つ目に「社内に『新規事業のノウハウがある人材』はいない」ことです。
新規事業が既存事業の延長線上にあるものであればまだしも、基本的に「新規」ですから既存事業とは異なるジャンルの事業になるでしょう。
そうなると、社内にそのジャンルのノウハウを持っている人材はなかなか確保できません。

2つ目に「新規事業に必要なリソースは既存事業で賄うから」です。
新規事業の立ち上げには、何かと「お金」が必要ですが、そのためのお金を稼ぐのは既存事業の領域です。
別部署から人材を集めるということは、既存事業の安定性を損なうことになり、場合によっては会社全体の利益を大きく損なう結果になりかねません。
以上の理由から、新規事業のメンバーをすべて社内の人材で賄うことは現実的ではないことがわかります。

新規事業のための人材を採用する方法

新規事業のための人材は、すでに利用している採用方法では確保することが難しいです。
その理由は「普通の採用活動では新規事業に必要なスキルを持っているかわからないから」です。
人材が持つスキル等は履歴書で判明しますが、書面媒体ではミスマッチが起こる可能性が高くなります。
また、新規事業の立ち上げはスピーディに行う必要もあるため、採用活動も迅速に行う必要があります。
そのため、新規事業の立ち上げに必要な人材を採用するためには「登録者のスキルを把握している人材紹介会社に依頼する」ことがおすすめです。
新規事業の立ち上げに必要なスキルを持った人材を紹介してもらえるので、ピンポイントに採用活動を進めることができ、スピーディに採用・新規事業への組み込みが可能になります。

また、既存社員に紹介してもらうという方法(縁故採用)もおすすめです。
前職や大学での先輩・後輩関係や前職で同期や上司、新入社員として関わった人材の中に必要なスキルを持った人材がいれば紹介してもらうことで、スピーディかつピンポイントに採用活動を進められます。

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